ベリーダンス 衣装の必要性
取引をやるモチベーションはいろいろ考えられるんですけれど、多くの場合はスペキュレーションです。
投機行為が一番多いのです。
次の話にこれまたつながっていくんですけれど、実需1に対してスペキユレーターがxxとか、100とかいないとマーケットって存在しないんですよ。
これは次回話すつもりだったんですが、あるすごく偉い金融工学の先生が私のオフィスにいらしたことがあって、その先生は金融工学の先生ですから、スワップはどういう人がどういうふうに使うかって全部ご存じなわけです。
でも先生が私に聞かれたことはまさに黒須さんと同じ質問。
どうして固定を受け取りたい人と払いたい方が出会うのですか。
そういう人達は偶然出会うのですかという質問でした。
実需と実需がぶつかるなどということはごくめずらしいですよ。
実需の相手方はだいたいスペキュレーター。
昔、作ったポジションをクローズしようというスペキュレーターもいます。
それから私みたいなへそ曲がり者。
皆が金利が下がると思うと金利が上がると思いたくなっちゃう人とかね。
そういう人がいて、初めてマーケットは成り立つ。
為替もそうです。
為替だってスペキュレーターがいないとこの前言いましたようにアメリカに行くときに成田でウロウロして、誰かドルを売ってくれる人を探さなくちゃいけない。
いつでも好きなときにドルを売ったり買ったり出来るのは、やっぱりスペキュレーターがいるから。
ですからスペキュレーターがいなくなっちやったらマーケットは存在しないんですね。
資本主義はなくなっちゃう。
金利スワップの世界も同じです。
松村M銀行はまたT社とも逆の取引を。
あとでやりますね、きっと。
ただT社である必要は必ずしもない。
スペキュレーターとして取引をした場合には相手が違ったとしても反対取引をいずれはやるということですね。
金利スワップの場合やらない場合もあるんですけど、それは次回に。
ディーリングでどうやって、皆、金利スワップを使うかというのは次回話します。
それが回答になると思います。
これで今日は終わりにしておきます。
前回、黒須さんが二、三度、質問された。
「皆が金利が下がると思っているときM銀行は何で5年の固定を支払うなんてことやるのか」という質問。
金利が下がるならば、長い期間の固定金利を受けたほうがいいわけですね。
ところがM銀行は長い期間の固定金利を払っちゃっているんです。
へそ曲がりでしかないですよね。
普通だったらこんなことはやらないはずですよね。
普通と逆なことをしている、なぜかというとM銀行は金利感で他の人とは別の思惑があるからなんですね。
もし実需でこういう取引を探そうとすると非常に難しい、でしょうね。
でもM銀行がスペキュレーターとして入ってきたおかげでこの取引は成立したわけです。
お米の先物市場っていうのは江戸時代に出来たらしいんですが、世界で一番最初にできた先物市場だと言われています。
秋にお米ができる。
農家の人たちは皆が豊作になりそうだと思っている。
非常に天候がよくて豊作になりそうだ。
このまま収穫期を待っていると米の値段が下がっちゃう。
それではその後一年間、生活していけない、というときに、先物はその事態を織り込んで既に多少下がっているとは思いますけど、その人が予想するほどまでには値段が下がっていない、そうなるとその人はもっと値段が下がる前に先物市場で売ろうとするわけですね。
どうも、農民としての自分の長年の経験からするともっと豊作になりそうだ。
マーケットが考えている以上に値段が下がっちゃいそうだと思うと農家の人は先物市場で秋に出来る米を売ってしまうわけです。
先物市場での米の値段はだいぶ下がっているけれども、これでも、もっと下がるよりはいいや。
そこそこの値段だから何とかこれだけの収入があれば最低限の生活が一年間出来るだろうということで農家の人は先物市場で米を売ったわけです。
皆が米価がもっと下がると思っているときは、先物市場に、買いはなかなか入ってこないですね。
実需なんかまず入ってきません。
買いが入ってくるとすればスペキュレーター、要するに投機家。
他人は皆、もっと米価が下がると思っているけれども、自分の勘では大型台風が来るぞ。
豊作だと皆、思っているけど、皆が思っているほどには豊作にはならず、米価は下がらないぞと思う人が出てくるわけです。
そういう人たちは先物市場で豊作をある程度織り込んで値が下がっているところを買うわけです。
そういう人たちが存在しなければ、米の先物市場は存在しないのですよね。
これが米市場におけるスペキュレーターですけれども、同じようにM銀行が金利スワップにおけるスペキュレーターとして登場したわけです。
この前もすこし言いましたけれども、ある金融工学の有名な先生もやはりスペキュレーターの存在を忘れちゃっていたわけですね。
スペキュレーターがいるおかげでちゃんと取引が成り立つ。
そういうことなんです。
投機家はどうやって金利スワップを利用しているかでは、そのスペキュレーターというのはどうやって金利スワップを利用しているかという話をします。
金利スワップでどうやって儲けているかという話でもあるわけです。
大きく言って方法は二つあります。
金利スワップのトレーディングの仕方の話です。
もし金利が下がると思ったときにはスワップのレシーブをします。
レシーブとか、ペイっていうのは固定金利をどするかという意味です。
プロ同士で話すとき、長期金利の方をどするかということを表現します。
固定金利の受け、すなわちレシーブということは変動金利すなわちLIBORをペイなのですが変動金利については無視した表現をします。
xx年固定が8%だとしますと、そのときM銀行はxx年8%をレシーブして6カ月LIBORを払うという取引をします。
今日、2002年6月xx日ですが、2002年6月xx日に固定の受け、6カ月LIBORの払いという取引をするわけです。
図表5二を見ながら聞いてくだい。
100億円の想定元本ですと半年に4億円ずつもらえますね。
スペキュレーターであるM銀行は金利が下がると思えばスワップのレシーブをする。
支払は6カ月LIBOR、このときイールドカーブはこういうやつにしましょうか。
xx年、8%で。
6カ月LIBORは5%。
そうすると、6カ月LIBORを払いますが、これは5%。
半年で2億5000万円です。
4億円を受け取って2億5000万払いまずから最初の半年は1億5000万円儲かりますよね。
それはともかくとして1年たってみればちょうど予想どおりに金利が下がりました。
来年、2003年6月xx日。
このイールドカーブがちょうど予想どおり下がって、6カ月4%。
9年が5%。
xx年が6%になったとします。
最初の取引から考えると残り9年ですよね。
2012年6月まで。
私がトレーダーならここで反対取引きします。
満期をそろえて。
残り9年だけ残っていますから、9年のペイをします。
5%です。
金利が下がると思ったらまずxx年のレシーブをしました。
充分長期金利が下がったら今度は反対取引、固定の払いをします。
9年は5%まで下がっていますから、固定の払いっていうのは半年に2億5000万円ずつです。
そして6カ月LIBORの受け。
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